庭

旅の記録

静かに過ごした時間から

お客様の静かな時間

旅の後で残るのは、写真よりむしろ「感じた空気」です。ここにいくつかの記録を残します。

大雪山
2025年10月・大雪山

紅葉の朝、湿原の木道で

朝の冷え込みが残る中、木道をゆっくり歩きました。足元に落ちた紅葉が水面に映り、風がほとんどないので、音がとても小さく聞こえました。誰とも言葉を交わさず、ただ立っている時間が長かった。

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洞爺湖
2025年9月・洞爺湖

湖の霧と温泉の間の時間

朝、湖畔に出ると霧が湖面を覆っていました。温泉から上がって部屋に戻るまでの短い道のりで、足元が冷たくて気持ちが良かった。夕方また同じ道を歩くと、霧は晴れていて湖の向こうに山が見えました。

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茶席
2025年6月・札幌

お茶席で、ただ座っていた

点前をじっと見つめていました。説明はほとんどなく、ただお湯を注ぐ音と、抹茶をすする音だけ。終わった後、庭に出て苔の緑を眺めていると、胸のざわつきが少し静まっている気がしました。

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これらの記録は、お客様からいただいたお手紙や、旅の後にいただいた言葉を、静かにまとめたものです。派手な出来事や「最高の瞬間」ではなく、むしろ何も特別なことが起きなかった時間に、多くの方が心を動かされていたようです。

私たちは、こうした「静かな時間」を、旅の中心に据えています。